2018/2/5月
さっき、不意に母に質問してみた。
「将来の目標って何?お母さんには難しい質問かもしれないけど...」
「難しいよ・・・・早く元気になりたい」
と母は答えてくれた。嬉しかった。
最近の母を見ていると、1日を、退屈な時間をどうにか寝て過ごすという毎日だったので、もっと消極的な答えが返ってくるのかと思っていた。
お母さん、すごい人です。毎日色々考えてるんだよね。
2018/2/3土
母の診察日。「今日は旦那さんは?」と先生に聞かれた。「ここの◯△病棟に入院しています。1月14日から、躁うつ病で強制入院させました。」と私が説明。母と私2人だけの診察は初めてだった。
薬が足りてなかったから、待ちに待った日。採血、心電図後に診察だった。BUN22.3、CRE0.85と腎機能正常上限、コレステロール&血糖値高め。だが、朝食の影響も考えられることから、改善が必要な結果ではなかった。様子見。
その後、入院中の父の病棟に洗濯物交換&面会に行った。丁度お風呂中であった。看護師さんの話だと、父の血圧が安定してきたので、今日から(見守り入浴ではなく)独りで入浴可能になったとのこと。面会室で待っていると、風呂上がりの父がやってきた。父は母に久しぶりに会えて嬉しそうだった。一方母は自分の診察で待たされ、父の面会で待たされており、一刻も早く帰りたいモードで、以前の様な"感動の再会"といえるものではなかった。母の反応に物足りなそうな父。
父は落ち着いていた。母を見て笑っていたし。入院前に銀行に落としてきた会社のキャッシュカードの件を気にしていた。口座が閉じてしまう可能性を心配していた。既に、主治医に相談しており、病院から家に寄って会社の社判をとって銀行に行く という外出の相談をしているみたい。ちなみに、この話は父の妄想ではない。本当の話。ただ、病棟側からはまだ何も聞いていない。
2018/2/1木
本日、入院中の父の介護認定訪問審査日。
立ち会うために、午前中仕事を休み、◯の◯病院へ。今回は母は家でお留守番。長い間じっとしていることに耐えられないから。本人も行きたくないといった。
1週間振りに会った父は、この前よりも落ち着いて見えた。
*ロト7等のお金の話をしなくなった
*前回持ってきて欲しいと依頼された携帯電話を「かかってくるとうるさいから」と受け取らなかった(本来の携帯嫌いな父に近づいた⁈)
*前回依頼された本、数冊を要求しなかった(依頼したことを忘れている?読書欲がなくなってきたか)
*スーツの話をしなくなった
「やることがなく、暇なのでもう出たい」といっていた。
介護認定については、症状が落ち着いている父はADLには問題なし、紳士的に答えていたので、「該当なし」になるかもしれないという認定員の印象だった。同席していた看護師さんが父が躁状態だったときの症状を伝えてくれたが、結果にどう反映されるだろうか。
父の新たな情報
強制入院後の父のこと⇨当時は私に対する怒り憤り、被害妄想がひどかった。夜中「殺されるー」といった大声を出したことが何回かあった。薬を処方した後は、落ち着いていった。
土曜日は、母の診察日。
2018/1/25木
今日は母の介護認定の訪問審査。午後から年休を取った。
前回も立ち会っているので、することは大体わかっていた。
来週の木曜日は父の介護認定の訪問審査だ。◯の◯病院まで行かなければならない。
2018/1/24水
仕事は午前中までして、午後は年休をとった。父の介護認定の申請をすませ、母を連れて◯の◯病院へ。父の状態説明、今後の目標、生活スタイル等を漠然と計画した。主治医、看護師さん、ソーシャルワーカーさん、両親、私の6名で。今後の話をした。
*今日から一般病棟へ移動になった
*措置入院から任意の入院になる
*退院を想定した外泊訓練 というような形で計画していく
*退院後、母の面倒を今まで通り父が全てすると両親共倒れになりかねないので、(母は施設に入るのは嫌だといっていることもあり)父の負担を減らすため、母にはできる限り介護保険(デイサービスや訪問介護)を利用してもらう
*父は血圧が高く、安定していない
*父が服用している薬はジプレキサ10mg、バルプロ酸ナトリウム200mg、降圧剤、睡眠薬(双極性障害の躁とうつの差を小さくする)
私と母は、父はまだ少しおかしいと思っている。
⇨ロト7の買い方を私に説明し、買って欲しいという
⇨(入院中だから?)まだ多弁。
⇨読みたい本を何冊か要求する
⇨少なくとも声が優しく小さくなる鬱状態ではない
⇨まだ会社をどうにかしようとしてそう
⇨自分の病室の番号を最後の桁だけ何度も間違えている
⇨洗濯仕上がっているものと洗濯物を間違えてもってくる
⇨まだスーツの件をいってくる
⇨一年経っているのに、まだ、我がマンションで雨の日滑って腕を打った件を 本当は訴えたいと思っている 等
明日は母の介護認定がある
2018/1/23火
今日は当直だった。
21:30頃、事務当直から連絡が入った・・・「usazou8さんのお母様という方が、玄関にお見えなのですが・・?」
「えっ?!ほんとですか?!玄関にですか?!」・・・急いで玄関に向かうと、本当の本当に母がいた。「どうしたの?」と母にたずねると
「何だかさみしくなっちゃってー・・。」
「どうやってきたの?」
「タクシーで来た。外で待ってるー」
タクシー会社の方が、支払いを待っていたので急いでお財布を取りに戻って支払いを済ませた。以下、母の言い訳
「家を出た後、すぐ戻ろうとしたんだよ・・・だけどわからなくなっちゃってー」「タクシー代高かった?ごめん。悪いと思ったんだけど、きちゃったー」
たまたま同僚が職場にいたので、理由を話して仕事の待機をしていただき、その間に母を家に送り届けることができた。車内で聞いた話だと、鍵を持っていない母は、マンション内に戻れなくなってしまったので、外を歩いてタクシーを拾った。最初に伝えた行き先は「〇の〇病院」。私の職場ではなく、かかりつけの病院名が出てきてしまったそうだ。その後、私の職場名を思い出し、タクシーでたどり着いた。ここまで来て、(私が)いなかったらどうしようかと、不安でたまらなかったそうだ。もうぜったい、二度とやらないと反省していた。
何事も起こらなくて、大事にいたらなくて本当に良かった。本当によかった。
母には睡眠導入剤を飲ませて出てきた。もう職場に来ませんように。