1対2ひとりで精神病の両親と暮らす 日記

精神病の両親との暮らしが始まるのと同時に始めたブログ

2019/5/10金

仕事から帰宅すると鼻血が止まらない母がいた。ゴミ箱には血が付いているティッシュがかなりの量入っていた。鼻を見ると、ツーっと右側から鼻血が伝って流れてくる。何時から出ているのか不明だが今もなお出続けていた。県の救急医療相談センターに問い合わせて、30分止血しても止まらなかったらまた連絡してほしいといわれた。母を座らせて、小鼻を保冷剤とともにギュッとつまむこと30分・・・ようやく鼻血は止まった。 あぁ   ほっとしたら疲れた>_< 

2019/5/7火

夕方、父の入院先の病院の相談員さんから電話があった。「主治医と面談をしたいということですが、再来週の土曜日はいかがですか?」と。ん?そんな希望はしていなかった。どうやら、この前話をした看護師さんから伝達されたようだった。相談員さんには、面談は希望していないことと、父は今は正常だがこのまま退院したらまたいつか入院してしまうのではないかと私が思っていることを伝えた。お酒に関しては、習慣性だか、普段は量は多くはないことと本人はやめれないと思うと伝えた。相談員さんは、「お酒に関しては、そちらがメインの病気ではなく双極性障害の治療ですので躁状態になることとお酒の量のことを本人さんに自覚していただくことが重要かと思います。訪問看護については当院のスタッフに相談したところ、遠いので、週に何度も訪問できない&交通費の負担があるので家の近くで探してみようと思っています。」とのことだった。最後に、家族としては、任意入院に切り替えていいと思うこと、外泊は大丈夫と思うこと、今度の日曜に洗濯物を届けに病院へ行く予定を伝えた。相談員さんは、「今日の電話の内容は、明日は主治医がお休みなので、明後日伝えます。」といって電話は終わった。

2019/5/5日

今日は、母を連れて入院中の父に会いに行った。父は、退院したくて仕方がないようであった。今回、GW10連休が入院中にあったので、思ったよりも話が進んでいないと私も思う。今回の病棟は、テレカが使えず、携帯電話も持ち込み禁止のままの状態らしい。父は「テレビも見たくないし、寝てばっかりで困っちゃったよ!困ったなあ。」という。看護師さんと話す機会があり、本日お酒に関する聞き取り調査をしたこと、午後も関連するお話があることを知った。また、入院生活が停滞ぎみなのはGW10連休が影響していることは間違いなかった。仕方がない。「どんな風にお考えですか?」と聞かれたので、「・・・連休明けたら退院前家庭訪問の予定が立ち、5月中旬から何度か外泊して5月いっぱいくらいで退院かと想定していました。もちろん、父の状態によるでしょうけど。私の仕事は上司に相談して少し免除してもらっているところがあるので、父も私も今後の予定が把握できると有り難いです。」と父の気持ちを考慮して答えた。すると看護師さんは「そうですか。外泊となると入院形態を"保護入院"から、"任意入院"に変えなければなりませんし・・これは娘さんが病院まで来ていただかなくてもできます。それと、訪問看護の面談も設定しなければなりません。あと、今回ご本人さんは入院してすぐ落ち着きを取り戻しましたが、前回から2回目の入院です!1回目とは違った、薬を飲み続けられなかった要因をしっかりと分析してご本人さんに自覚してもらわないといけないと思うんですね。入院中にお薬の自己管理をしてもらう予定です。」と私たちに伝えてくれた。看護師さんの言う通りだと思う。私も、父はこのまま退院したらまた入院すると思う。ただ、私にとって父の退院への圧力みたいなのが重い。だけどそれじゃダメだから、相談員さんにこの気持ちを一度伝えてみようかな。

2019/4/28日

入院中の父に洗濯物を届けに行った。母も連れて行った。父は、退院がいつになるかを気にしていたが、経験からそう簡単には退院できないことも想定しているようであった。

父から依頼されたテレホンカードを差し入れたが、父の病棟の公衆電話は小銭しか対応していなかった。また、父は携帯電話の使用も許可されていなかった(*´-`)

始めは美味しかった食事は、もう飽きてきたようであった。私が「お酒の勉強会の話は聴講したの?」と尋ねると、父は「何だそれ?お父さんはそんな量飲まないし、必要ないなぁ!」という感じ。先日の面談で話した禁酒についてはする気なしと見えた。主治医は面談以来会ってないらしい。

また、1週間後の日曜日に来ることを約束した。

帰宅後、母とふたりでベッドにいたらいつのまにか昼寝してた(_ _).。o○

2019/04/20土

本日は、母の診察日。

また、先日父の相談員さんより電話があり、父が一般病棟へ移ったことと、主治医との家族面談をしたいと言われ、母の診察日同日の12時に決定した。

母の診察終了後、父と面会をするため病棟へ上がった。父の様子は1週間前よりもさらに落ち着いているようであった。母にも父の印象を尋ねると、同様の印象だった。

 しばらく待っていると、主治医、看護師さん、相談員さんが揃い、父、母と私で面談が始まった。主治医の話だと、

・入院して2日くらいしたら紳士的な感じになっていた。このまま入院していてもいたって普通だし、問題ないので本人も退院を望んでいるのだから退院に向けて考えていきたい。

→薬がきちんと飲めればコントロールできるのではないか

→お酒が絡むと食事の量も減って薬を飲むことを忘れてしまう恐れがある 

→アルコール依存まではいかないが、もどきくらいはあるかもしれない。今止めてるのだから、この際お酒は止めたらいいのだが  

薬を飲んでいない時期があったのは何故だか問うと、父は、前主治医が定期診察のときに「

問題ないね」といわれたのを治ってると理解し勝手に薬の服用を止めたと説明した。今は薬を飲まないといけないと思っているらしい。

 

看護師さんより

→当院にはアルコール依存の病棟もありますので、アルコールについて誤解している方もら多くいますから そういうお話を聞いてみるとかできます。

 

相談員さんより

→退院した後、訪問看護など考えてみませんか。お薬飲めてるかなど様子を見れますし。

 

などはなしがあった。

結果、入院中の目的は、アルコールについての知識を習得する。(できれば禁酒のほうこうかだが、現時点では難しそう)

2019/4/14日

父が強制入院して1週間が過ぎたので、母を連れて面会に行った。11時頃着いて、昼前に帰ってくる予定だった。

大部屋のフロアから、さらに鍵のドアを開けたフロアに案内されると、向こうの方で廊下を横切る父が目に入った。父は、私たちを見つけて「やぁ。」と手を少し上げた。何だか少し陽気だった。全く「怒」の感情は感じなかった。ほろ酔い気分の多少多弁な感じで落ち着いていたのだが、話しの感じから浪費しそうな感じはまだした。丁度お風呂の時間だったようだが、次の人に順番を譲って父と話した。相変わらず鍵のかかる個室だそう。毎日主治医が会いに来てくれるとのこと。「この際、完全に治してもらおうと思ってさ。」私が、「いつまで個室なんだろうね?」と聞くと「今月いっぱいまでかかるんじゃないか?お父さんより先に入った人がつい先日個室から出たばっかりだから。また3カ月くらい入院って先生いってたぞ?!」と入院を嫌がる気配はなく私に話した。ご飯も美味しいらしい。・・・何だか前回の強制入院のときとは父から感じ取る雰囲気が違う。他の患者さんに「奥さんですか?」と父が尋ねられて「はい、姉さん女房なんです!」とニコニコしながら答えた。私は「嘘です嘘です(^_^;)」と訂正。そして父が私に説明してくれた「あの人、俺のことなぜか56歳と思っているんだよ。何でか若く見られるんだ。」と白髪の母の肩を揉みながら嬉しそうに話した。母は、怪訝そうな顔をしていた。そして母の「帰ろうよー!」の合図で病棟を後にした。

帰宅中、母と「まだ少し多弁だったねー。入院生活嫌がってなかったねー。何か陽気で変だったねー」と話した。次は、1週間後の土曜日。母の診察のときに面会する予定。着替え足りるかな?

追記

帰りに両親宅へ寄ると、ポストに父宛に、代金引換の不在連絡票が入っていた。金額は5万を超えていた。何を買ったのか知らないが、このまま荷物保管期間が過ぎるまで待つしかない。(ネットによると、荷物保管期間を過ぎると販売者に返品され、場合によってはブラックリストに載り商品を購入できなくなるらしい)←こちらにとっては都合のいい話だ。

 

母が不意に「お荷物になってごめんね」といった。

 #双極性障害 #躁鬱病