1対2ひとりで精神病の両親と暮らす 日記

精神病の両親との暮らしが始まるのと同時に始めたブログ

12/5月 両親福岡上陸28日目

午後から仕事はお休みをとった。

午前中、父は区役所へ行き、印鑑証明をとってきた。それを持参して、URへ書類提出に行った。この時点で何点か父が契約するに当たって不十分ではないかと疑うところがあった状態で。結論をいうと、足りないものが2点あった。①親子関係を証明する為の戸籍抄本②父の保険証(身分証明書)。①については即日、鹿児島の役所宛に投函した。②については、明日再度父に区役所へ行ってもらうこととした。

だが、次のステップの契約日までに提出することで、話をすすめることができた。入居日まで決まった。

URの後、法務局へ行った。父の会社の本拠地を福岡に移転する為に。申請書類のやり方を聞くのにも予約が必要といわれ、明日予約し、再度訪問することになった。

移動中、父の足取りは重く、非常に疲れていることがよくわかった。おそらく、睡眠不足からきている。父のどうしてものリクエストに答えて、家の近くで父と飲んだ。明日も頑張って欲しい、我が父よ。

12/4日 両親福岡上陸27日目

母を風呂に入れた。シャンプーを変えたら、「わぁ、サラサラだあ」と乾かした髪を触った母が少しだけ嬉しそうにした。

いとこのお姉ちゃんが差し入れを持って、様子見に来てくれた。私をランチに連れ出してくれた。近くもないのに、わざわざ来てくれる。今やお姉ちゃん夫婦は、心の支えだ。

12/3土 両親福岡上陸26日目

出張から帰宅したら、また飲みかけの酒類が卓上に散在した状態で父が眠そうにしていた。「大変だったんだよ」と父。母を連れて区役所に行ったが、また母が救急車で運ばれたそうだ。父の話では、九州〇〇病院は断られたので、日〇病院へ運ばれたらしい。区役所に母を連れて行き、トイレに行く道中で救急車を呼ぶ運びとなったらしい。

12/1木 両親福岡上陸24日目

帰宅すると、「ふぁ?おはえり(お帰り)〜」とこたつで父が寝ていた。テーブルの上には飲みかけのビール、焼酎、ワイン、酎ハイ、日本酒がおつまみとともに散在してあった。今日も区役所へは行っていないようだ。

イララックを10日分購入してきた。予定では、12月13日までもつ。

明日は出張で不在になる。土曜の夜遅くに帰る予定。不安でたまらない。タオルを使いまくる父のために、洗濯機をまわす。

11/29火 両親福岡上陸22日目

父のことが心配で職場を早めに帰宅した。車を駐車場に止め、チャリで晩御飯の買い出しに出た・・・ところだったがすぐそこの最近オープンしたばかりの飲み屋に父の姿を見つけた。店の外で炭火焼きもやっているお店。ガッツリ絡み酒状態。迷惑かけているのでは?支払いは大丈夫かなどたずねた。お店のマスターがいうには、「今サービスで牡蠣や、知り合いから調達したサガリ肉を食べさせているんです。お酒は自分で持ってきているからお金がとれないんです。‼︎ちょっと待って・・」と、私までサガリ肉と焼き牡蠣をご馳走になった。父はひたすら多弁、お店の人たちにご機嫌に話をしていた。ああやだやだやだやだやだー ご近所だし、 無愛想にもできず、小一時間がすぎた。母を独り家に残して。マスター達には感謝している。酔っ払いじじいの4.5回繰り返される話に付き合ってくれて。父も気晴らしになっただろう。このやろう。ばかやろう。

買い出しから帰宅したら、流しには洗い物の山ができていた。このやろうばかやろう。酔っ払いじじいは、寝ている母にちょっかいを出していた。母が「〇〇子ちゃん、助けてー」と訴える。私は洗い物と晩御飯の支度が終わらない。

父は明日も金融機関へ行くみたいだ 。多弁のなかに埋もれて、「印鑑証明が必要だから、区役所へ行くから国保も入ってくる」といっていたが、本当に行くかな?今いびきかいて眠っている。何かにうなされている。絶対に起こさないように気をつけながら風呂へ入ろう。明日の仕事に気持ちの余裕がない。

 

11/28月 両親福岡上陸21日目

仕事から帰宅すると、父が「一杯やろうよ待ってたんだよ」保険証の申請ができたか聞くと「それができていないんだよ」えっ?どういうこと⁈父は既にほろ酔いだったので冷えたグラスを取ろうとしてしゃがんだ父の頭をぶっ叩いた。そして腹を蹴ってしまった。今日の父のやるべき事は、①区役所に行き国保に加入する②住民票をとる③金融機関に行く     であったが、UR賃貸のための①②をとばして③に行ったらしい。どんな緊急事態があったのか詳細は知らない。 また躁症状かと思い目を覚ますために叩いて蹴った。   そしたら、そこまで酔ってはいなかった。でも③が落ち着くまでは父は区役所はペンディングするそうだ。   いつもこんな感じ。お金が絡む大きな話になるとその他がうまく行かなくなる。UR賃貸物件も区役所で国保に加入しなければ、身分証明書がないからだめになる。契約期限に間に合うだろうか。私がやるといってもだめだという。今はいくら討論しても無駄なので、とりあえず放っておくしかない。

晩御飯にカレーが作ってあった。炊事ができている状態なら、まだ躁は押さえらているな。家事をするしないは、父の状態をはかるバロメーターになる。まだ、大丈夫だ。きっと。父を信じたい。明日も金融機関へ話し会いに行くといっていた。