1対2ひとりで精神病の両親と暮らす 日記

精神病の両親との暮らしが始まるのと同時に始めたブログ

2020/11/4水

今日も仕事後、両親宅に直帰。母のデイサービスの帰宅時に、父がいないのを見越して。

両親宅に着くと、今日はドアの鍵はかかっていた。合鍵で開けるとやはり誰もいない。窓は開けっ放し状態。この隙に、父の薬の服用状況を調べる→昨日オランザピンだと思って飲ませた薬は、眠剤であることが判明。双極性障害の治療薬であるオランザピンは残数から推測するに、約10日間飲んでない可能性あり。だが、不幸中の幸いというのか、薬を飲ませれば再生の見込みあり(妹の意見。確かに。)。

この後、どんな残酷な未来が待っているのかをいろんなパターンで想像し、自分の心の準備をして待つ。なんだか眠くなる。

 

「ピンポーン」母が帰ってきた。と同時に家に置きっぱの父の携帯電話が鳴った。母の対応をしていたら切れてしまった。着信履歴を見ると鰻屋さんからであった。[もしや父が無銭飲食したか?]と思い恐る恐る折り返しの電話をすると「○○商会様(父の会社)のお電話でしょうか?!5時から3名でご予約されているのですが。」と予約確認の電話だった。父がどこにいるのかわからなかったので、失礼だと思ったが、キャンセルした。無銭飲食の身元引き取り連絡じゃなくてほっとした。今日は私の心の準備は、警察からの連絡まで想定内だから、なんてことない。

 

父が帰宅したのは18時過ぎ。昨日と違って酔っ払っていなかった。今日は証券会社に行ってきたとのこと。行きつけの中華料理店で食べてきたらしく、お土産をもっていた。私はすぐさまオランザピン2錠を飲ませた。

しばらくすると、父はおとなしくなってきて呂律が回らなくなり、話せなくなった。薬の効果だろう。

その後寝る前の眠剤を飲ませた。

今日は昨日に比べてお酒の量は少ないうちに父の身体はぐだぐだになっていた。それでも何回か這い上がってきて粘り強かったから困った(T-T)

今日は、父はトイレでしゃがみ込んで停止しているので、救った(膝がガクッとなるみたいだ)。

22時現在、父はベッドの中。母はそんな父が気になってこの時間まで起きている。母はここ最近はデイサービスで寝息を立てて昼寝をしてしまっているようで、昼夜逆転気味なのかもしれない。母も今は一応ベッドの中にいる。

 

今まで気づかなかったことがある。父は自分の薬を飲んだ後はただ眠るしかないひどい状態になる。だから、母が寝付いた後でないと薬を飲むのが不安なのかな と思った。途中で母が起きてくるような状態で、父が薬を飲めば、母のサポートができなくなるから。

考えすぎかな? 

っていってたら父が起きてきた。あれ?(*_*)ビール、飲むのかーい。