1対2ひとりで精神病の両親と暮らす 日記

精神病の両親との暮らしが始まるのと同時に始めたブログ

2020/11/7土

昨日は両親宅に行けなかったので、不安でいっぱいだった。父から連絡があり、色々理由をつけて(私が管理している)お金を持ってきてといわれた。想定内。父に渡すときは、私も色々と理由をつけて父の言い値よりも、1万円ディスカウントして渡した( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

両親宅に着くと、父の目はすわり興奮気味だった。TVの音量は大きく、壁の薬ポケットの昨日のオランザピンは残ったままで、自分では飲んでいないことが確認できた。昨日の分をすぐ飲ませた。

カレンダーに来週のスケジュールが書き込まれていた。父が昨日寝れずに1時ごろまで色々考えた末だ。近々東京に行かなければならないといっていたのだが、今月中に東京に行く方向に向かっている。一晩色々考えた末に。「ようし!やるぞー!」と意気込みを口にしている。どうやら1日にして株で少し儲けたこともあり、自信になったのかな。

一気に色々とやろうとするから、取りこぼしができるのだと思う。父に秘書がいれば、父も私ももう少し楽になるのだが。私がついてまわるとすれば、仕事を休み続けなければならないので、事情を知らない人からの文句を気にするのもいやだし、今の職場は色々あって常に2名足りない状況だからなおさらだ。

夕飯、父のカレーはとても美味しかった。今日の分のオランザピン2錠を飲ませてしばらく様子を見てると父は眠くなっていた。眠剤に関しては、危なっかしくて服用を強要してはいない。しばらくオランザピンを飲ませるために毎日通わなければならない。火曜日は当直だから無理だ。

2020/11/5木

いつも両親宅に向かう前に父の携帯にメールをし、返事があれば自宅にいることが確認できる。今日はしばらくして返信があった。(昨日は返事なし。)少し安心した。両親宅につくと、父がいた。よかったほっとした。父は夕飯の支度中で、ご飯が炊き上がったところだった。これからわかめの味噌汁を作るところだといった。父の話の内容は相変わらず。証券を買った、母のデイサービスを近くに変える、お葬式の見学にいったなど これまでやれていなかったことを一気にやっつけてる感じ、アグレッシブな内容。でも酔っ払っている感じではない。昨日は、株を購入してきたことを教えてくれた。元々持っている2種類と新たな株を。

もしかしたら、残高のほとんどない通帳の埋め合わせは、(これまでも)自分の株を売って帳尻合わせをしていたのかな?!と思った。父の持ち金はないかもしれないが、もう少し様子を見ようと思う。

今日も目の前でオランザピン2錠を飲ませた。その後の眠剤は、まだ飲ませてない。最近父のお腹の調子が悪く、昨日もその都度起きてトイレに行くので、見ていてふらふらが非常に危なっかしかった。今もトイレの便座に座ったまま静かになっている。また寝ているのかもしれない。

 

母はもう、寝たかな?!静かだ。

 

2020/11/4水

今日も仕事後、両親宅に直帰。母のデイサービスの帰宅時に、父がいないのを見越して。

両親宅に着くと、今日はドアの鍵はかかっていた。合鍵で開けるとやはり誰もいない。窓は開けっ放し状態。この隙に、父の薬の服用状況を調べる→昨日オランザピンだと思って飲ませた薬は、眠剤であることが判明。双極性障害の治療薬であるオランザピンは残数から推測するに、約10日間飲んでない可能性あり。だが、不幸中の幸いというのか、薬を飲ませれば再生の見込みあり(妹の意見。確かに。)。

この後、どんな残酷な未来が待っているのかをいろんなパターンで想像し、自分の心の準備をして待つ。なんだか眠くなる。

 

「ピンポーン」母が帰ってきた。と同時に家に置きっぱの父の携帯電話が鳴った。母の対応をしていたら切れてしまった。着信履歴を見ると鰻屋さんからであった。[もしや父が無銭飲食したか?]と思い恐る恐る折り返しの電話をすると「○○商会様(父の会社)のお電話でしょうか?!5時から3名でご予約されているのですが。」と予約確認の電話だった。父がどこにいるのかわからなかったので、失礼だと思ったが、キャンセルした。無銭飲食の身元引き取り連絡じゃなくてほっとした。今日は私の心の準備は、警察からの連絡まで想定内だから、なんてことない。

 

父が帰宅したのは18時過ぎ。昨日と違って酔っ払っていなかった。今日は証券会社に行ってきたとのこと。行きつけの中華料理店で食べてきたらしく、お土産をもっていた。私はすぐさまオランザピン2錠を飲ませた。

しばらくすると、父はおとなしくなってきて呂律が回らなくなり、話せなくなった。薬の効果だろう。

その後寝る前の眠剤を飲ませた。

今日は昨日に比べてお酒の量は少ないうちに父の身体はぐだぐだになっていた。それでも何回か這い上がってきて粘り強かったから困った(T-T)

今日は、父はトイレでしゃがみ込んで停止しているので、救った(膝がガクッとなるみたいだ)。

22時現在、父はベッドの中。母はそんな父が気になってこの時間まで起きている。母はここ最近はデイサービスで寝息を立てて昼寝をしてしまっているようで、昼夜逆転気味なのかもしれない。母も今は一応ベッドの中にいる。

 

今まで気づかなかったことがある。父は自分の薬を飲んだ後はただ眠るしかないひどい状態になる。だから、母が寝付いた後でないと薬を飲むのが不安なのかな と思った。途中で母が起きてくるような状態で、父が薬を飲めば、母のサポートができなくなるから。

考えすぎかな? 

っていってたら父が起きてきた。あれ?(*_*)ビール、飲むのかーい。

2020/11/3火

○工○金に昨日行ってきた父が気になったが、少し疲れていたので両親宅には行かなかった。夜中の12時までに、3回着信があったが無視した。

今日は、夕方両親宅に行った。

誰もいない。窓は開けてっぱなし、家の鍵はかかっておらず、入るとすぐそこに家の鍵と残高のほとんどない通帳がある。

いつの間にかウトウト寝てた私の耳に父の声らしき音が入ってきた。

玄関を開けると地面に寝ている父とデイサービスから帰ってきた母とスタッフの方がいた。

「鍵なくしちゃったよ、空いていたの?」と酒臭い父がいった。上記のように家の鍵は空いていたし、鍵はすぐそこにある。父の頭はぐちゃぐちゃだ。自らもそういっていた。

デイサービスの方の話だと、昨日も帰りに家に誰もいなく、一度母を連れてもどったそうだ。私の携帯電話が違う番号が申し送りされていたようで、つながらなかったと。携帯電話のメモ書きを渡しておいた。

父は美味しいものを食べて飲んで帰宅したみたい。今月の家賃と母のデイサービスの支払いはどうするつもりなのかなあーʅ(◞‿◟)ʃ

少し放っておくことにする。

父の頭の中は、お金関連の話が本当のことと(おそらく)妄想のことでいっぱいだ。とりあえず聞く。たまに鋭く質問する...と答えられないときがあり、もしかしたら自分ではあれ?と思っているのかな? 思ってくれたらいいなと思う。

母が「どうしてこんなになっちゃったのかね」と父を目の前にいった。母なりに心配しているので「手紙がきたからだよ、債権回収会社から」とごまかさない答えをした。私が「お母さん、お父さんの入院はもういやだよね」というと母は「薬飲みなよー」と父を促した。

父がやりとりしてるらしい人に、もしかしたら2週間後に入院しているかもしれないよなんていったと冗談ののりでいった。それなりに自分の行く末を想像できているのだと思った。

父は「飲むよ、飲むと眠くなっちゃうから後で飲むよ」母が「今飲みなよー早く!飲みなよー(>_<)」と引かないので薬を飲んだ。

その後、食事中に寝た。

ベッドに移動してと促したが、びくともせず。母が起きてきて、父に向かって「どいてよー私の席なんだからー」と父を立たせることにすんなりと成功(°▽°)ナイスお母さん、この勢いを借りて父をベッドに移動させた。

その後父はトイレに起きたが、トイレで寝始めてしまったので私が「トイレ行きたいから退いて」とベッドへ戻した。薬の効果は素晴らしい。

22時現在、両親ともに眠っている。

この大変な時期を なんとか自分をコントロールして面白い体験とまでは難しいか、奇妙な体験として乗り越えたい(まだハードルと思ってるのがバレバレ)    過ごしたい だな。

こうしている間に明日が来る。今のこの静かな時間が続けばいいのにと思ってしまう。あー どんとこい どんとこい 

 

 

2020/11/1日

父は躁になると、家内外を通じるあらゆる扉を開放する性質があるのだが、今回は明らかではなく、この点でもまだ自制の範囲といえる。

ただ、お酒の量は増えている。

明日は、また○工○金に相談しに行ってくるといっていたので、明日の状況を見守る必要がある。

昨日は両親宅に夜までいたのだが、父が私の目の前で薬を飲むのを確認できず、今日あらためて父に確認してみた→「お父さん、昨日あれからすぐ寝たの?薬は?」「すぐ寝ないで2時ごろだね、間違えて薬2個飲んじゃったみたいで、朝8時ごろお母さんの音がするまでグーっと寝ちゃってたよ」といった。

飲まないよりはいいか。

2020/10/31土

先日届いた「債権回収権利がプロ会社に譲渡したことを伝える手紙」がきっかけで、頭にきた ことを父は教えてくれた。「何で俺がこんな目にあわなきゃならないんだ、元は○○子(父の姉)が悪いんだよ、当時の事を思い出したら頭にきちゃったんだよ。」と父はストレスを抱えていることを教えてくれた。今、父は過去の個人の借金だけでなく、現在進行形の法人(自分の会社)で返済している分(こちらも父の姉のために借り入れしたもので、本来毎月入金があるのだが)がコロナで滞っており 積もり積もったストレスが父のお酒の量を増やしている。

手紙がきっかけで我慢ならなくなった。そりゃそうだ!父の姉から入金がないので、父は自分の年金をこの数ヶ月代わりに入金していた。

 

2020/10/30金

昨日、仕事中に父から着信があった。

父の借金について、「担保権、保証債務履行請求権ともに○イ○ール債権回収株式会社に譲渡した」という内容の手紙が届いたという連絡だった。

様子が気になり、今日仕事帰りに両親宅に寄ると、躁気味に転じている父がいた。んー やっぱりか、 想定内といえばそうなんだが。まだひどくはない。父は今日、○工○金に行ってきたようで、帰りにひっかけてきたらしい。

厳重警戒体制